

ごはんソムリエが奨める「美味しいお米」
美味しいお米を見極める、ごはんソムリエ・森さんが選んだお米は一流の料理人からの評価も高い。 お米に携わって20年、品種だけでなく名だたるお米を食べてきたその舌が森さんの判断基準となっています。その美味しいお米を見極める基準、それは実際に炊いて食べてみること。 ソムリエはまず蓋を開けた時の「つや」、口に入れた時の「甘味」、しっとりとした「粘り」、そして時間をおいてからの味の変化まで含めて美味しさを判断します。 同じ品種でも収穫した場所ごと味が違うのは当然のこと。昨年美味しい米が育ったところが今年も美味しいとは限りません。
また、精米の仕方でもお米の美味しさは変わってくるため、機械はもちろん、その日の天気や湿度でも調節していく。炊飯にも詳しいソムリエですが、どんなに美味しく炊いてもお米の本質を変えることはできません。だからこそ、同じ炊飯器を数個用意し、同じ条件で炊いて食味します。昔から県外の有名ブランド米が美味しいと言われていましたが、佐賀でも佐賀の大地で育った美味しいお米が栽培されるようになり、日本有数の米所として全国に名が知られるようになりました。森さんはお米のソムリエとして、美味しい佐賀米をもっと全国に知ってもらいたいという想いをもって日々お米と向き合っています。

海苔の匠とお米の匠が選びぬいたお米
海苔と米、素材は異なるが私達の努めは、美味しさを見極めることに尽きます。 目で見て、舌で味わい、実際食べてみる。長年の経験から、見た目だけでもその特徴はある程度分かりますが、最終的には実際、食べてみて、五感で感じることを大事にしています。 自然環境の中で育てるものなので、毎年、美味しさには変化があります。
美味しいといわれる場所や職人がつくるものより、さらに美味しいものができる場合があります。 また、どんなに不作と言われる年でも、探せば必ず美味しいものがあります。 自然は必ず美味しいものを育んでくれています。それを探し、見つけ出し、お客様にお届けするのが我々ソムリエの仕事です。
お互い海苔とお米それぞれがプロとして、品質の判断をしてきた自身の舌で食味を行ないました。食べ比べるとそれぞれのお米の特徴がよくわかります。選び抜いた数種類のお米を複数の同じ釜を使って炊き上げたご飯の艶、粘り、おいしさ、甘み、食感、そして「ご馳走おむすび米」の名のとおり、実際に海苔に巻いて食べた時の食感というか粒感までもその判断に加え、それぞれが五感を研ぎ澄ましてお米の食べ比べを行なって選び抜きました。また、おにりぎを出先で食べる時はさめているものを食べる機会が多いので、炊き立てはおいしさはもちろんのこと ” さめてもおいしい ” という点も、この「ご馳走おむすび米」の重要な判断ポイントのひとつです。
人は、本当においしいものを食べたとき自然と笑顔がこぼれてきます。お米と塩と海苔たったこれだけの食材だけて人の心を和ましてくれる味。厳選を重ね、今年しか味わえないセレクト米が出来ました。手軽にできる「ちょっとしたご馳走」を是非一度味わってみてください。