佐賀海苔 のり道楽
三福海苔株式会社
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プロが教える海苔の上手な保存方法

海苔の保存ってどうしたらいいの?と、よく聞かれることがあります。コツさえつかめば、実はとっても簡単なんです。食べる分だけを小まめに容器や袋から取り出し、空気を抜いてさっと密封すること!乾燥剤の状態を確認すること!単にそれだけのことなんです。詳しくは下記を参考にして海苔を湿気から守って保存してください。

海苔はパリッとした食感と風味が命!



海苔は湿気が大敵!どんなにいい海苔でも、一度湿気ってしまうとパリパリ感が無くなり、風味や香りもとんでしまいます。そこで、開封して最後までパリッと美味しい海苔を食べていただくための方法やちょっとしたコツをお教えします。

なぜのりは湿気ってしまうのか?

海苔の封をあけ、そのまま放置しておくと湿気て赤く変色してしまいます。これは海苔に含まれる少量の塩分の吸湿性によるものです。光や温度、湿度に大変敏感で温度や湿度の高いところに置くと劣化がすすみパリッとした張りや味、香りまで失ってしまいます。また、雨や梅雨など湿気が多い日は空気中に水分が多く含まれているため開けっ放しにしないように特に注意してください。

どうして保存したらいいの?

長期保存の場合は、冷凍庫が最適です。アルミ袋など防湿効果の高い袋に入れて密封し、外からの湿気を遮断してから冷凍庫にしまってください。ご購入された未開封のものはそのままの状態で冷凍庫に保存して大丈夫です。使用する時は、必ず常温に戻してから開封してください。こうして保存すると風味豊かな美味しさを長期に保つことができます。もちろん、常温での保存もお教えしますね!

石灰乾燥剤はいつまで使えるの?

先ずはさわってみてください。袋の中にある消石灰が写真右の「吸湿効果あり」のように粒状でサラサラしているようであれば、まだまだ使えます。いっぽう写真左の「吸湿効果なし」の様に粉状となり袋がパンパンに張っている状態であれば既に吸湿効果はありません。乾燥剤を早めに入れ替えることをお勧めします。

我が家の海苔の保存方法を伝授

我が家では、食卓に海苔は欠かせないアイテムです。お茶碗のうえでご飯に巻いたり、おにぎり、手巻き寿司など用途に合わせた使い方をしています。未開封のものは冷凍庫へ!通常使う海苔は、全型タイプの海苔を先に2分の1にカットし、手巻きサイズにして袋に戻して引き出しなど冷暗所に置いて使っています。こうすることで使い勝手と取り出しやすくなり、手巻きやおにぎりなどにもちょうど良いサイズなので手軽に使えるからです。必要な分だけ取り出しすぐに空気を抜いてチャックを閉めるのがポイントです。お茶碗の上で巻く海苔も、8分の1に切るか折って、当社の8切り48枚の商品で使用している食卓に置いて使い勝手のいい容器に入れて使っています。また、冷凍庫で保存している海苔を開封する際は、必ず常温に戻してから開封してください。

海苔の保存方法



袋で保存する場合

チャック付の袋に入れておくと便利です。食べるときは、必要な枚数だけを取り出し直ぐにチャックを締めて密封します。密封の際のポイントは、袋内の空気を抜きながらチャックを締めることです!そうすると、湿気を含んだ空気が少なくなることで、乾燥効果も高まり乾燥剤も長持ちをします。乾燥剤も要チェック!です。乾燥剤がサラサラした状態のものは大丈夫ですが、もし乾燥剤の中身が顆粒状ではなく粉状になっていたり、膨れてパンパンに張っていたら乾燥剤の効果はありません。できるだけ早く、新しい乾燥剤に入れ替えてください。
※保存用の袋は、アルミ袋が最も最適です。アルミは空気を全く通さないため防湿効果に優れた袋といえます。
※海苔製品などに入っている石灰乾燥剤は、捨てないで海苔や椎茸などの乾物のストックに入れて再利用したら良いですよね! また、長く使わないようであれば、未開封のまま冷凍庫に入れて保存したら海苔の美味しさを保てます。その際も乾燥剤は入ったままで大丈夫です。一度開封したものであれば、出来るだけ袋内の空気を抜いて密封(チャックを閉めて)して保存してください。

 

容器で保存する場合

とにかくフタをまめに閉めるに限ります!その際も乾燥剤には、注意してください。容器の場合は、乾燥剤の大きさが重要になります。容器内の空気が持つ水分まで吸湿する必要があるので、小さいサイズの乾燥剤の場合は、直ぐに吸湿効果が無くなる可能性があります。当社の製品は、大き目の乾燥剤を使用しているので、食べ終わった後にも充分利用できます。他の海苔や乾物に乾燥剤を再利用ください。 また、使い終えた容器を乾燥剤のストック容器にして貯めておけば、いろん場面で利用できますよ!

 

袋の材質でも違う保存状態!

袋の場合、その袋の材質によっても保存期間が大きく異なります。ビニールやポリエチレン製の袋は、空気を通してしまうので防湿効果はイマイチ!なんです。ご注意ください。
※ビニールやポチエチレン製系の袋とは、袋を引っ張ると少し伸びてしまうようなものです。フリーザーパッグなどの食品保存用袋などは、このポリエチレン製の袋なので防湿効果はそれほど高くはありません。なので防湿を要するお菓子や海苔などの製品にはあまり使われていません。海苔が入っているチャックのついた袋などをとっておくと便利ですよね! フリーザーパッグなどの袋でも、石灰乾燥剤が利いているとパリパリ感はちゃんと保つことができますが、乾燥剤の効果は短くなる可能性が高いのでご注意ください。
ちなみに、ポテトチップスなどの袋に使われている袋は、袋の内側にアルミを蒸着させた袋なので防湿効果が高い袋なんです!また、当社の袋は透明の袋でもアルミ袋に匹敵するほどの防湿効果の高い袋を使ってますので、食べてしまった袋を乾燥剤と一緒に取っておいて海苔だけでなくお菓子など湿気を嫌う食品の保存袋として是非ご活用ください。

 

石灰乾燥剤とシリカゲルの違いは?

【石灰乾燥剤】
販売されている海苔にはほとんど石灰乾燥剤が封入されていると思います。但し、使用されている乾燥剤のサイズによっても、海苔の保存期間が大きく違ってきます。商品内部の容積や海苔の量、袋や容器などの包装材料の材質などを加味して適正な乾燥剤のサイズが使用されていると思いますが、当社の商品は開封後もパリパリ感を楽しんでいただけるよう、通常より大きめの乾燥剤を使用しております。

【シリカゲル】
飴玉やせんべいなどに封入されているシリカゲルは、透明で丸いビーズの様なものが入ったものです。このシリカゲルは、吸湿力は優れているが低湿域では吸湿力が低下してしまう特性があるため、海苔の様に水分量が少ない商品については有効な乾燥効果が得られなくなります。従って海苔の保存には石灰乾燥剤がおすすめです。